Java Gold試験、「難しそう」「何から手をつければいいかわからない」と不安な気持ちありませんか?受験前の私はそうでした。
そんな私がどのようにしてJava Gold試験に合格できたのか、具体的な勉強法や体験談をこの記事でお伝えしていきます!
ちなみに、学習期間としては、二ヶ月間で60時間ぐらい勉強しました。この記事が、あなたのJava Gold合格への第一歩になれば嬉しいです。
Java Goldとは?
公式名称:Oracle Certified Java Programmer, Gold SE
試験名:Java SE 11 Programmer II
試験番号:1Z0-816-JPN
主な対象:Javaのプログラミングスキルを持つ開発初心者向け
前提資格:Java Silver資格を事前取得
試験形式:選択問題
試験時間:180分
出題数:80問
合格ライン:63%
受験料:37,730円(税込) ※時期により変動
試験会場:ピアソンVUEのテストセンター/オンライン
実施日程:随時
Java Goldは、Oracle社が提供するJavaプログラミング試験の最上級の資格です。
受験資格がJava Silverの資格取得が必要で、中・上級レベルのエンジニア向け資格です。
合格には、ある程度の実務経験とコードがどのように動作するか、なぜそうなるのかといった深い理解が必要になります。
一人で問題なく実装や設計ができるレベルのスキル証明をしたい方向けの資格になります。
合格した時の勉強法と教材について
勉強に使った教材は、黒本と呼ばれる問題集の「徹底攻略Java SE 11 Gold問題集[1Z0-816]対応 」です。
この試験もJava BronzeやJava Silverに合格した時と同じく、他の参考書やオンライン教材は一切使わず、この一冊をひたすら繰り返し解きました。
具体的な勉強法を以下になります。
- 最初はまとめ問題以外の問題1問ずつをやってみて、わからなければすぐに解説を見て、順に解いていく。
- まとめ問題以外の各章ごとに解いてみて、間違ったところはチェックする。
- 各章で9割正解するようになったら、まとめ問題にチャレンジし、間違ったところはチェックする。
- まとめ問題でも、9割正解するようになったら、最初の章から順に解いて、不足している部分を確認する。
上記のステップで、ひたすら黒本を解いていきました。
Java Silverのときと比べ、難易度が上がっていますので、解説を見ても理解するのに時間がかかります。また、見ても理解できないことがありました。
そんな時はAIにわかりやすく解説してもらったり、実際にコードを動かしてみると理解しやすいです。
それでも、理解できないときは一旦飛ばしましょう。
前提となる知識が足りていない可能性がありますので、他の問題を解いていき、知識を増やして再度チャレンジすると以外簡単に理解できることもあります。
Java Goldを受けてみて感じた5つのポイント
Java Gold受験して思ったことがあります。
- 試験時の問題文が非常に読みずらい。
- 黒本の類似問題が多いと思った。
- Java Silverを受験後にすぐに勉強した方が楽
- Java Goldの学習で、現場で理解できなかったコードが理解できるようになった
- 暗記系の問題もある
相変わらず、問題文が非常に読みずらかったり、黒本の類似問題が多かったです。
Java Goldの内容はJava Silverで学んだことを使う問題もありますので、Java Silver合格後にそのままJava Goldの勉強をした方が時間をあけてやるよりも効果的だと思います。
Java Goldの学習を通して一番実感したのは、現場で遭遇する「どうしてそのような使われ方がされているのかわからなかった」コードが、理論的に理解できるようになったことです。特に、ストリームAPIやジェネリクス、インターフェースなどをどうして利用しているのかなどを納得できました。
個人的には、モジュールシステムやセキュアコーディングは暗記問題で狙い目だと感じました。
これらは実務で頻繁に触れる機会が少ないためか、暗記で解ける問題が比較的多かったです。
出題数はそこまで多くありませんが、覚えれば安定して解ける問題なので狙い目だと思います。
【悲報】受験の失敗談!
私はJava Goldの受験で大きな失敗をしました。
私は当初、Java 11の資格である「Java SE 11 Programmer II」を受験するつもりでいました。
しかし、試験当日に受験してみると、半分近くが全く見慣れない問題ばかりで、「勉強した内容と全然違う!」とかなり焦りました。
正答率はわずか50%ちょっとで、不合格を確信して帰路につきました。
家に帰り、落ち込みながら届いた試験結果を確認すると、その理由が判明しました。
私が予約したのは、一つ前のバージョンである「Java SE 8 Programmer II」だったのです。
この瞬間、「約4万円が無駄になった……」と、不合格以上に大きなショックを受けました。
皆さんはこのようなミスをしないよう、試験の予約をする際は、受験する資格の正式名称を必ず確認してください。
最後に
Java Gold試験は、難易度が高いです。私も勉強中には「本当に合格できるのか?」と何度も不安になりました。
しかし、この試験に合格できたことで、Javaの知識が格段に深まり、理解できなかったコードも理解できるようになりました。
この記事を読んで、Java Goldへの挑戦を迷っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
黒本を徹底的にやりこば、独学でも十分に合格は可能です。
皆さんが合格することを応援しています!
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